勢子(せこ)の準備
こんにちは、かわばたです。
先日、信濃毎日新聞さまにて、長野大学の一面広告を
やりました!
今年初めて信濃毎日新聞さまとお仕事をさせて頂いたときに
目標を
「いつか一面広告をやりたい!」
と定めていたので、
念願が叶って嬉しい限りでした。
意外とその日が早く来たのでビックリですが。
草案、カット、撮影ともに、自由にやらせて
頂いたので、すごく楽しいお仕事でした!
またやりたいなぁ。
ウッドハウスデザイン、お仕事どしどしお待ちしております!
さて、うってかわって、ハンターかわばた。
11/15日からは狩猟解禁です。
かわばたはまだ銃所持免状を所持していないので
(出来るのかは未定ですが)
とりあえず、師匠に付いていく予定です。
その際、足手まといになってはいけないと、
一部狩猟を想定した装備で、
昨日近くの里山へ行ってきました。
【装備】
あたま:キャップ
からだ:コットンシャツ
手:作業用グローブ
あし:綿のカーゴパンツ
くつ:登山ぐつ
もちもの:水、コンパス、ファイアスターター
スマホ、軽アイゼン、極小ナイフ、折りたたみ式スコップ
果たして、これが通用するのか。
とりあえず、山頂をめざして、歩く。
まっすぐ歩く。まっすぐ登る。
登山道? しらん。まっすぐ登る。
コンパスと太陽、地形を逐一チェックしながら
獣道をさがしながら登る。
少し登っては休憩。後ろを振り返り、太陽の位置と高さを確認。
一応スマホの電波もチェック。大丈夫。
だんだんと傾斜がきつくなる。地面も腐葉土がふわふわとする。
あるきにくい。
折りたたみスコップを突き刺しながら登る。
ずり落ちないように、細心の注意。
怪我だけはしない。家に帰ってニョッキ作らないといけないから。
途中、薮に突き当たる。仕方なく、直登を諦めて、
獣道にそって巻き上がる。しっかりと太陽の位置を確認。
しかし、なぜ山の草木はとげとげしているのだろう。
カーゴパンツが薄手で、足にグサグサささってくる。
上着にもささる。多分シャカシャカした素材だと
破けるだろうなあ。
そして不意に、林道に出る。思った程進んでいない。
体力はなかなか消費している。
一旦休憩ののち、そこから林道ルートに沿って、
本格的な山へ挑戦だ。
。。。という所でタイムアップ。
結局目的の山へ行く前に日暮れが来てしまい、
その日はそこまで。
諦めて林道を逆戻り。残念だが、仕方なし。
途中、林のなかに朽ちた車を発見。
不法投棄? 怖くて近寄らず。
結果、自分に出来る事、出来ない事、
必要なもの、不必要なものが少しわかったので、
以下考察。
【考察】
位置確認、ルート確認ができていない。下準備でしっかりと
地形をみておく必要あり。体力は問題ない。EFFECTのおかげか。
キツいとその分体力作りに気持ちをシフトできるので、
それはそれで問題なし。
【装備】
キャップ:体温調節に必要。冬は耳まで覆えるものがよい。
コットンシャツ:薮に強いが多分寒い。上にさらに着るものが必要だが
イバラに負けない強度と、負けても良い安価がものがいい。行動中は汗を
かなりかくので、そこをどう解消するかも今後の課題。
作業用グローブ:必須。手はかなり守られた。イバラが問題なく摑めたので
軍手よりもよいかも? ただ、何もしないと寒い。防寒用と分けられるのか。
綿のカーゴパンツ:動きやすいが薄い。イバラが痛い。もっと厚手のものがよい。
下に保温機能を備えたものを履くと、体温調節が上着で上手く出来そう。
登山ぐつ:問題ない。意外にグリップもあり、強度も問題なさそう。
昔ながらの無骨な靴なので、それが幸いしたかも。ただ、積雪時は
多分危ない。林業用の靴が必要となるか? 軽アイゼンではすぐにダメになるという
情報も。
水:必須 コンパス:必須 ファイアスターター:使用せず
スマホ:今回は使えた。超便利。安心感もある 軽アイゼン:使用せず
極小ナイフ:薮を越える際に使用 折りたたみ式スコップ:「丁」の形になり、岳の代わりにちょうど良い
【今後あったらいいもの】
ゴーグル:薮は目の保護がほしい
手首、足首保護(ゲイターなど):少しでも素肌が出ているのが怖い。ちょっと出た手首さえ切りそう。
足首は泥、雪、水が入らない様に必要だと思う
今回の実験は全てに適用できるわけではないので、
それじゃあ足りない、用意しすぎ、との意見もあるかもしれませんが
性格上、実体験しないと前に進めない質なので、
今後も安全に注意して、この無駄(かもしれない)実験は
続けていこうと思っております。
ニョッキをつくろうとして、ジャガイモ風味のすいとんができてしまった
かわばた