T-コラム
ご無沙汰しております。
かわばたです。
日々、新しい仕事をしたり、自己嫌悪におちいったりと
ファンキーな毎日を過ごしております。
さて、ウッドハウスデザインの1コンテンツである
T-コラムですが、最近更新がなく大変残念に思っております。
とはいえ、コラムを書いているのは
かわばたでもスタッフのみんなでもありません。
作者は立川流家元をこよなく愛する男、
T というヤツなのですが
T は、とにかく粘ります。
納得するまで絶対に作品を出しません。
私がまだこの仕事を始めた小僧だったころ、
一緒に本をつくる機会があったのですが、
この T を始めとした編集部の皆さんが
とにかく寝ない! 休まない! 食べない!
ただひたすらに仕事をするのです。
ある徹夜続きの夜、深夜3時ごろだったでしょうか。
画面に座った私をはさんで、編集長と T が
急に口論をはじめました。
「ここの図形の角丸の角度は3mmだろ?」
「いやいや、絶対に2.5mmです。」
「そもそもここの色、5%薄くじゃない?」
「ここはこのままじゃないと、整合性が取れないでしょう。」
深夜3時に、図形の角度0.5mmで
どちらも一歩も引かないのです。
言わずもがな、私は T ここは折れようよ、
そして、夜食を食べようよ、と下を向いて
涙を流しておりました。
その後も、各場面でねばるねばる。
大変な思いを何度もしましたが、
T は妥協をしない、素晴らしい編集者なのだなと
思い、コラムを書く男は T しかいないと
白羽の矢を立てたしだいです。
その結果、コラムがきません。
メールも帰ってきません。
あまりにも連絡が取れないので
かみじま先生に、T などいないのでは?
と疑いをかけられております。
じつはかわばたの自作自演なのでは、と。
いや、彼はいます。
今日も彼は、自室で粘り腰を発揮しているのでしょう。
ちなみに T の奥様はイラストレーターさんです、
かなりカワイイイラストを描いてくれます。
さらに、カワイイです。見た目も正確も。
T ムカつくなあ。
アイキャッチの画像が奥様の作品です。
カワイイでしょ。
もし、イラストを描いて欲しいというお仕事の依頼は、
是非ウッドハウスデザインまでご一報を〜。
かわばた